きものQ&A

Q&A

着物をしまう時の注意点は?

まず着た時の環境と自分の状態を思い出してください。(思い当たることがあれば対処が必要です)そのうえで脱いだ着物を点検します。

シミや襟汚れがあればシミ抜きに出しましょう。

目立った汚れがない場合は、一日ほどハンガーにかけて汗を飛ばします。ひどく汗をかいた自覚があれば、汗抜きをしたほうが胴裏等裏に黄ばみを防げます。(単衣夏物は注意が必要)

問題がない時は、干した後きちんとたたんでタトウシに入れます(後でしわが気にならないようにきちんとたたむことが大切


着るたびにお手入れをしたほうがいいでしょうか?

シミ・襟汚れ等の手当ては必要ですが、酷く埃を被ったと言うような事が無い限り、必要有りません。

丸洗(生洗い)いなどは、状態によりますが、よく着る方(シーズン2・3回程度)でも3年に一度くらいです。


帯は洗わなくていいのでしょうか?

帯は残念ですが擦れが出やすいので、シミ等落ちない場合(薄くはなる)が多い。

塩瀬等の染帯は手当てが早ければ綺麗になりますが、背中に当たるところとか擦れやすい部位では手当てが難しいことを知ってください。(手を当ててしまいやすい胴の折れすじ・たれ部分)

したがって帯は汚れが目立たない程度ならほとんど洗いません。例外は夏帯、これは着用後汗抜きをしましょう。


ガード加工はしたほうが良いのでしょうか?

基本、絹にはガード等何もしないほうが良い。(但し手入れがマメである事が条件に成ります)

最近のガード加工には保証期間(5年程とか)が有り、手入れに自信の無い方や、海外に持って行かれることが増えていますので、着想時汚れを気にする事が無く、軽いシミならば布等で押さえれば映るので便利、着想後も呉服店に点検を任せられ、プレスまでされて綺麗になって無料で帰ってくるので、当店ではほどんどのお客様におすすめしています。

但し色無地等5年以内に染め変えるつもりの有るようなときはお勧めしません。


頂きものの着物でサイズが合わない場合どうすればいいのでしょうか?

着物はファジーです。僅かな差異ならば着付けでリカバリーできますが、大きく違う場合は当然仕立て直しが必要です。

但し昔の着物は幅が今のものより狭いので、『裄(ユキ)』が理想的にならないということを覚えておいてください。

治るか治らないか判断がつかない場合は、呉服屋さんで判断してもらってください。

実は巾の無いものでもいろいろな直し方が有るのですが・・・其々に条件が違いますので見せてもらわなければ判断ができません、何通りかの解決策を提示できるお店を選ぶことが肝要かも。


『晴れ』と『褻(け)』

晴れ着とは:表だって晴れやかなこと。おおやけのこと。また、そのような場所に使う『きもの』。「_の席に臨む着物」「_の舞台のきもの」という意味で。

褻(け)着とは:正式ではない衣装。日常的な『きもの』。普段に使う『きもの』という意味です。

戦前は、生活の規律としてしっかり確立されており、伝統的な日本の生活の中に根付いていた。

戦後は西欧思想により壊滅的に壊れた・・・先人の知恵をないがしろにして時代のワガママに任せたが、それで良いのか日本人!と問い直したい。


しきたりの衣装

特には冠婚葬祭で使う『きもの』(地方色があり色々なしきたりによる変化がある)最近は葬儀に紋付(喪服)が恥ずかしいという風潮ですし、婚礼には留袖を着ないという傾向にありますが・・・お式の格によって何を着て行けば良いかがハッキリしていた昔のほうが迷わず簡単で安心でした。

しかも保存が丁寧なら何代にもわたって着られるので、物を大切にする日本人には、便利なことでした。

色黒『留袖』・色黒『紋付』・『訪問着・附下』・『色無地』・『紋付羽織』等が使い分けられていました。


通過儀礼

太古から膨大な人々が考えぬき、人々が生きるにあたって大切と考えられた、歴史に裏打ちされた日本の思想で(もちろん時代に応じた改善「温故知新」があるが)、人が一生のうちに経験する、誕生・青年・結婚・死亡など、年齢的に重要な節目にあたって行われてきた儀礼。

伝統文化の喪失は亡国に繋がると言いますから、できるだけ大切にしたいものです。

『お宮参り』・『七五三』・『十三参り』・『成人式』・『婚礼』・『葬儀』等々、日本人の歴史の一部でもあります。残ってほしい・・・


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