ひつじや旅行記 いよいよ「エッサウィラ」です
9月末にスケジュール、ホテル、レストランなど全て決定し、ほっとしていたところ
旅行社から5日目のマラケシュからフェズへの国内線のフライト時間が
15時15分発から午前6時発に変更されたと・・・
せめて12時発くらいの変更なら問題なかったけど、午前6時だなんて!
フェズへの行き方を色々調べたけど、バスで7時間もかけての移動だと
ほぼ1日潰れてしまうし、どうしようかと悩んだ挙句、早起きしてもらうことにし、
前日のスケジュールも変更することにしました
ここからが大忙し
レストランを変更しスケジュールを練り直しました
当初マラケシュをお昼まで楽しみ、フェズへ行くつもりが
午前7時にはフェズに到着してしまうので、今話題の青い街シャウエンに行くことにしました
-4日目-
変更前は早朝からバスでアトラス山脈を越え、世界遺産の「アイトベン・ハッドゥ」を訪れる予定でしたが
早朝出発が続くとお疲れになるだろうとエッサウィラの港町(こちらも世界遺産)へ行く事に決定
朝食後、バスでエッサウィラへと出発です
途中、ドライブインへ寄り、お土産物を探しながらゆったりとした気分で向かいました
ここでの楽しみは、この地方にしか生息しないアルガンの木があり
その上にヤギが登って実を食べ、出した種からアルガンオイルが取れるのです
アルガンの木にヤギが登っているのが見えてきました
初めて見るヤギの木登りい感激し、記念撮影📷
アルガン工房に行き、アルガンオイルを購入します
顔や身体にぬるオイル、食用のオイル、種の一部が細かく入っている
アムールという食べ物(ハチミツと混ぜてパンに塗るとアーモンドのような
香ばしい香りがして美味しい)などを買いました
モロッコの女性もローズウォーターやアルガンオイルで美を追求しています
「にじいろジーン」という番組に出ていた女性が居たので「TVで観ましたよ」と言うと
とても喜んで「何TV?」と聞くので「フジテレビのにじいろジーン」と言いました
横にいるスタッフと「この間のあれじゃない?」と話しているようでした
アラビア語なので解らないけど(笑)
お昼にはエッサウィラの街に着き、昼食にロブスターと生ガキなど港町ならではの
メニューをいただきました
午後から街歩きです
少し自由行動をし、それぞれに明るい雰囲気の大西洋を臨むエッサウィラを
満喫しました
アーティストの街と言われるだけあり、あちこちにアートが
とても素敵な街でした
夕方、マラケシュに戻り伝統宮廷料理の「アル・ファシア」にて夕食
シーズニングサラダ・ブリワット(春巻き風の前菜)・ケバブ・クスクス
シーズニングサラダはテーブルいっぱいに小皿の料理が並び
辛い・甘い・酸っぱいなどバラエティに富んだ野菜中心のサラダでした
明日は早い出発なので、ホテルに戻ってから荷造り大変です💦
-5日目-
マラケシュ発 午前6時の国内線にてフェズへ
朝食のボックスをホテルで用意してもらってバスで空港へ向かいます
1時間のフライトで7時にフェズに到着しました
バスで青い街シャウエンに向かいました
トイレ休憩のために寄ったドライブインでミントティーやコーヒーで一息ついて
4時間かけてシャウエンに到着
丘から山肌にブルーの集落が見えてきました
徒歩で街の中に入って行きます
どこを見てもブルーに塗られた建物でフォトジェニックな感じです
昼食のレストランも もちろんブルーで中もブルーです
窓からは街並みが美しかったです
メニューは郷土料理のスープ、ケバブ、魚のタジンなど
ここではアルコールは禁止でした
シャウエンは23年前のモロッコ旅行では名前も出ないし、旅行者は入れなかった所でした
イスラム教の戒律が厳しく、イスラム教徒しか入れませんでした
ここ10年位でしょうか モロッコの旅行誌を開くと、まず最初に青い街の写真が載っています
最初のスケジュールではフェズに夕方着くのでここは無理だと思っていたけど
早朝到着になったので、シャウエンに行けることに
皆さんも青い街行きたかったのよ!と喜んでくださいました
カサブランカやマラケシュのように大きな街ではないので喧騒もなく、
人々ものんびりしており、穏やかな雰囲気の街でした
お店に入ると買いたければ買えば~という感じ(笑)
値段もびっくりするほど安かったです
記念撮影をしてフェズに戻りました
明日はいよいよ迷路の旧市街です
迷子が出ない事を祈ります